伴奏をつくってみよう ー2ー |
前のページでつけた和音をコードネームで表すと次のようになります。 |
このコードネームに沿って、左手で根音や第三音・第五音など和音を構成している各音から選んで、右手では和音を交互に弾けば伴奏らしきものになるはずです。 | |
視 聴 ↓ |
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また、左手はそのままで、右手で弾く和音を分散和音にして弾けば次のような伴奏になるはずです。 | |
視 聴 ↓ |
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また、右手の分散和音をアルペジオにして弾くこともできるでしょう。こうするとまた曲の雰囲気がガラっと変わります。 | |
視 聴 ↓ |
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また、右手の分散和音を三連符で弾いてみるとこのようになります。 | |
視 聴 ↓ |
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このようにして、いくつでも伴奏のバリエーションをつくることができますが、いずれも右手はコードを同時に弾くにしても分散和音にして弾くにしても コードをそのまま用いた形で弾いています。 もちろん、基本形だけでなく転回させてはいますが、コードさえわかれば、そしてコードを鍵盤の上で押さえることができれば 誰にでも伴奏づくりを楽しむことができるはずです。 さらに、左手でコードを弾いて伴奏パートを、右手で旋律のパートを弾くといったスタイルの伴奏もあります。 たとえば次のような具合です。 |
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視 聴 ↓ |
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キーボード上でコードさえ的確に押さえることができれば、さまざまなバリエーションで伴奏をつくることができますが、 伴奏を変えることによって音楽のスタイルも変化しますし、それにつれて曲の印象も一変します。 そうした変化を楽しむことができるのも、コードを理解してそれを音楽づくりに役立てることができればこそではないでしょうか。 |
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